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はじめの一歩の会
安心して自分の家で暮らし、「その時」を迎える町づくり…… はじめの一歩の会 中央区にある聖路加看護大学と区民の協働プログラムとして運営されている「家で死ねるまちづくり はじめの一歩の会」(以後、「はじめの一歩の会」と表記)は、発足から約4年が経つ。看護師、ケアマネージャーなど福祉や医療分野のプロをも交えたボランティアとしている。 ![]() 皆が納得して、自分らしい死を選べるまちに 「はじめの一歩の会」の主な活動内容は、地域の独り住まいの高齢者の訪問、傾聴、がんなど闘病生活を送る人の見守り、介護技術講座(車いすの操作法、移乗技術の習得など)の開催、地域住民の交流機会の提供、住みやすいまちづくりをめざし子どもたちと体験学習するイベントの協働開催などだ。現在、メンバーは25名だが、福祉・医療の専門職の方と共に実働活動を行っている。介護の現場をよく知るメンバーが整えたシステムが完備されているので、有資格者でなくても十分に活動可能だ。常に活動は16名ほどが中心となって定例会を開き、各部会に分かれながら活動を進めている。(現在も会員募集中) ![]() 会のサービス利用者は、独り暮らしの方もいれば家族と同居している方もいる。中央区という独特の風土をもつ町故に、メンバー各々が詳しいエリアを担当し、自分たちの時間を効率的に利用し無理のない範囲で活動している。誰でもが望む、住み慣れたまちの愛着のある自宅で最期を迎えられる事を目的としている。 会の存在を知り、できる事から始める ![]() お年寄りの方々だけが、この会のサービスを必要としているわけではない。親や親しい人の介護で疲れた人々の介護の負担をできるだけ少なくしたり、不安や相談の窓口となるようサポート体制をとっている。メンバーの多くが介護という体験を通して活動にあたっている。会長の篠原良子さんは、「会の存在を知ってもらう事で、独りでがんばらず、介護を楽に思えるように力になれたらいいと思っております。百%満足していただくことは難しい。結論がでないだけに、利用者さんの笑顔や、ご家族の方の安堵の姿など感じた時がさらに活力のもとになります」と話す。 介護の実働ができなくても、コーディネーターとして実働する事で、研修会や見学会など学びの機会を通して自ずと介護の知識が身に付く仕組みだ。 中央区に古くから住む者、新しく住む者。世代間のギャップによって介護認識にズレが生じる可能性は確かに高い。しかし、自分の家で安心し納得の死を迎えたいという思いは共通しているはずだ。その時に備えて、最初の一歩を踏み出すのは大変意義深い。全ては、そこから始まる。 (ライター・桑島まさき)*問合せ 「はじめの一歩の会」 会長・篠原良子さん 事務局 FAX 03-6226-6387 E-mail masaymd@slcn.ac.jp (事務局/山田さん) < 前のページ次のページ >
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